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【キャリアコラム通信】第7回: 手放しのススメ

本日のコラムのポイント


  1. 承認欲求とは?自己受容とは?


  1. 2025年を迎えるにあたり手放したい3つのこと

     ①数年間使ってない身の回りのモノ

     ②自分への過度の期待

     ③他者への過度の期待


  2. 出せば入る 先出しの原理とは?


 

  1. 承認欲求とは?自己受容とは?


SNSの普及によりブログやInstagram,TikTok,Youtubeを通じて他者の生活が手に取るように分かるようになってしまった現代、いいねの数や再生回数などで他者から賞賛を得ることで自身の承認欲求を満たす行為が話題に上がるようになりましたね。もともと、この承認欲求という言葉はどの概念からきているかご存知でしょうか?こちらはマズローの欲求5段階説に由来します。もともとはEsteem Needsといって必ずしも他者からの承認を得る欲求というわけでなく自分自身からの承認も得たいという自己承認欲求も含まれます。日本語に翻訳された時点でやや偏りが出てしまった概念でもあると思います。よろしければマズロー、欲求5段階説で画像検索してみてください。ピラミッド型の図で解説が出てくると思います。マズローは人間の欲求というのは段階があり、欠乏欲求が満たされない限り成長欲求の段階には辿り着かないと人間の欲求を定義しました。確かに雨風凌げる家や食べ物がなければ夢や目標は?などという欲求を抱くことは困難ですよね。一方でこの概念と相反する考え方として日本人にも一時期多く受け入れられたのがアドラー心理学です。嫌われる勇気、アンガーマネジメントという言葉を耳にしたことはあるのではないでしょうか。アドラーは人間の欲求を満たすのには段階は必要ない、今すぐ”ありのままの自分”を受け入れることが出来れば誰もが自分の存在価値を認めることが出来るようになる、と説きました。この”ありのままの自分を受け入れる”行為というのを【自己受容】と言います。自己受容は「行為のレベル(成果、階級、肩書、スキルetc)」ではなく「存在のレベル」(ここに存在するだけ)で自分の価値を認めることです。言い換えると肯定的なあきらめ、ショボい自分を認めるとも言い換えることができます。あなたは自分が成果を上げても上げなくても、人の役に立っていても立っていなくても、何を持っていて持っていなくても、存在レベルで自分の価値を認めていますか?


 
  1. 2025年を迎えるにあたり手放したい3つのこと


このご時世、あらゆるモノ、あらゆる情報で溢れかえっています。現代人が1日で得る情報量は平安時代の人が一生で得る情報だと何かの記事で読んだことがあるくらいです。一体全体、自分が何が欲しくて、何が不要なのか、訳が分からなくなりますよね。2025年を迎える前にいったん立ち止まって見つめてみませんか?


~手放しのススメ~


①1年間着なかった洋服、積読してある書籍たち、事務書類、数年前に買った通信講座テキスト、あなたの周りに溢れていませんか?2025年に持ち越したくないモノたちを是非、処分してください。


②今年こそダイエット!今年こそ英語勉強!今年こそ・・・2024年に立てた目標、どうなりましたか・・・!?ああ、また今年も出来なかった、、、いや、自分なら出来るハズ。忙しかったし、時間もなかったし、、、。人は”本当にしたいこと”は勝手に優先するようになっています。それらを優先しなかったということは今のあなたにとって不要だったのかもしれません。自己受容して、要らない思考、自分への過度の期待は手放しましょう。


③私はこんなにがんばっているのにあの人は残業もしないで帰る・怒 私はこんなにがんばっているのに上司は認めてくれない・・・、彼のために彼女のために尽くしているのに伝わらない・・・ぜーーんぶ手放しましょう!人は他人を変えることはできません。変えることができるのは自分自身のみ。自分が変われば自分を取り巻く環境がどんどん変化していきます。過度の承認欲求と他責の自分とは今年でおさらばしましょうね。



 

  1. 出せば入る 先出しの原理とは?


出せば入る、という言葉を聞いたことはありますか?脳みそも思考も部屋も運やチャンスもすべては先出しです。新しいチャンスや運、出会いは空いたスペースがないと入ってこれないのです。まずは身の回りを軽くしましょう。不要なモノ、自分への過度の期待、他者への過度の期待を手放して身軽な心身で2025年を迎えたいですね。●●を捨てたら◎◎の転職チャンスがやってきました!などご感想お待ちしておりますね。

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