前回は社会人ビジネスマナーを身に付けるとこんなにお得!というコンセプトでコラムをお届けしました。どんな形であれ仕事に従事している方たちは社会人ビジネスマナーが大切であることは頭では理解していると思います。それでも気持ちよく挨拶できないとき、報連相が滞るとき、対人関係がわるくなるときは誰しもあると思います。そんな時はとにかく休む!ご自身の身体のコンディション、心身共に健康であることを最優先に考えてみてください、とお伝えしました。自分自身が心身共に整っていると職場で良い人間関係を築くことに繋がります。ではどのようにご自身の身体のコンディション、心身共に健康であることを最優先に”自己管理(セルフマネジメント)”していけばよいのでしょうか?本日は自己管理のベースとなる”自分を大切にすること=自愛”についてお伝えして参ります。
★本日のポイント★
・自分を大切にするとは?
・具体的な方法
①休む(適度な休息)
②好きなことをする
③感謝を意識する
・自分時間を捻出するには?
・自分を大切にするとは?
他の業界にも当てはまりますが、医療や介護の現場では特に、利用者や患者さんを優先するあまり、自分自身を犠牲にしがちです。自己管理の第一歩は「自分を大切にすること(自愛)」 です。「自己管理=体調管理+仕事の効率化」だけではなく、自分を大切にすること(自愛)も含めることで、長く健康的に働き続けられますね。では自分を大切にするとは具体的に何をしたらよいのしょうか?
・具体的な方法
当方がオススメする方法としましては①休む ②好きなことをする ③感謝を意識する、です。①~③を行うことでメンタル面の安定や仕事の質が向上するため、職場で良い人間関係を築くことに繋がります。
① 休む
適度な休息を取る→「休むことも仕事のうち」 という意識を持つことが大切です。疲れやストレスが溜まった状態では、ミスが増えたり、思いやりを持って接することが難しくなります。しっかり休息を取ることで心身のバランスを整え、仕事の成果を上げること繋がります。
② 好きなことをする
自分が満たされる趣味や自分時間を持つ→ 自分の「エネルギー補充」の時間を意識的に確保することが重要です。医療・介護の仕事は「与える」ことが多いため、自分自身を満たす時間がないと、心の余裕がなくなり、バーンアウト(燃え尽き症候群)につながる可能性があります。趣味やリラックスできる時間を持つことで、感情のコントロールがしやすくなり、ストレス耐性も向上します。
③ 感謝を意識する
人から感謝されるような言動を行う→「ありがとう」をもらうことで、自分自身のモチベーションと幸福度が高まります。医療・介護現場では特に、利用者や患者さんからの「ありがとう」が仕事のやりがいにつながることが多いですが、これは 自分が感謝されるような言動を意識することで、より多くの「ありがとう」を受け取ることができる という好循環を生み出します。また、感謝されることを目的にするのではなく、自分から積極的に感謝を伝えることも、職場の人間関係を円滑にし、ストレス軽減につながります。
・自分時間を捻出するには?
医療・介護現場では特に、夜勤や準夜明けなど心身共に使れているときは①を最優先されていることと思います。では②の好きなことをする時間、はどのように捻出したらよいのでしょうか?それはあれもこれもするのではなく、”やらないことを決める”ことで時間が生まれます。例えば休みの日はSNSアプリを開かない、LINE通知もオフにしておいて決まった時間のみ開く、休みの日は唯一の掃除が出来る日かもしれませんが敢えて月1回は掃除をしないと決めて、その代わり、必ず美容院の予定を入れて特別なトリートメントをしてもらう、など。休みの日こそ、ご自身をめい一杯労わって頂きたいです。
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