Yukari Nitta
日本を知る 世界を知る①
更新日:2020年2月20日
これまでの記事では
異文化コミュニケーション
(ハイ/ローコンテクスト
コミュニケーション)や
ローコンテクスト
コミュニケーション能力の
お伝えしてきました。

これらの能力は
グローバルで活躍する際に
英語の基礎(単語・文法・発音)と
4技能の運用と同時に
並行して高める必要が
あるものです。
英語を介して
人々と会話していると
最終的に
”英語で何を語るのか?
英語で何を伝えたいのか?”
という部分に到達すると思います。
例えペラペラと
ハイスピードで話せるようになって、
旅先のファーストフード店で
やり取りできるだけの英語力が身に付いたとしても、
いざ、日本について聞かれたときに
あなたは何を語ることが出来ますか?

そもそも日本語で
日本について
何を語ることが出来ますか?
日本語でも語れなかったら、
いざ、英語で聞かれたときに
内容のない会話しか交わせないと
いうことになりかねません。
あなたは日本の人口を
英語で言えますか?
超高齢化社会になる
日本人の人口構成を
すぐに英語で言えますか?
下記資料によると
https://www.worldometers.info/world-population/japan-population/
約126,000,000人
The Japanese population is approximately one hundred twenty-six million.
です。

現在の人口構成は55歳以上が40.6%を占め、働き盛りの25歳~54歳は全体の33.7%です。人口は減少傾向にあり数年以内に人口の2人に1人が50歳以上になると言われています。
国外に出ると日本のことをそれはそれは聞かれます。日本人なのに日本のことを何も知らない・・・これはとても恥ずかしいことです。最低限、英語で言えるようになっておきたいものですね。
The population is declining in Japan due to the lack of childbirth rates.
Within a few years, it is said that one in two of the population is over 50 years old.
日本のGDPが
現在、世界何位か知っていますか?
GDP(Gross Domestic Product)はどうでしょう?
GDP=国内総生産は2019年世界3位。
https://www.investopedia.com/insights/worlds-top-economies/
一方、経済成長率(economic growth rate)は
191ヶ国中、世界170位です。
https://ecodb.net/ranking/imf_ngdp_rpch.html#JP
このままだとGDPも
順位を落とすことが目に見えていますね。
落合陽一さん著の「2030年の世界地図帳」によると
アフリカの成長率が著しいとありましたが、
まさに1位のリビアがそれを物語っています。
そんな経済の話なんてしないわーと
思われるかもしれませんが、
日本の話ですよ?自分の母国の話。
自国の人口や経済成長率くらいは
知っていて損はないかと思います。
何より、世界における日本の立ち位置を
知る上で意識を向けておくことは、
とても大切だと思います。
”日本を知る”重要性について
実際にあったスモールトークを
ご紹介したいと思います。
渡米2年目の夏休みに
長女の親友ローレライのお宅に招待されました。
おじいちゃんおばあちゃんが
アリゾナから遊びに来ていて、
その夏休みずっと一緒だったそうです。
おじいちゃんおばあちゃんはメキシカンですが、
ローレライのお母さんであるラケルは
アメリカ育ちなのでアメリカン。
ローレライはアメリカンのラケルと
フィリピーナ&アメリカンのハーフのお父さんとの
クオーターです。
本当に美しいお嬢さんです。
クオーターって美男美女が多いです。
アメリカで生まれ育っているので、
母国語は英語ですが、
家ではスペイン語もたまに話しているそう。
ローレライのお父さんはハーフですが、
アメリカ生まれアメリカ育ちなので、
タガログ語は話せません。
それでもローレライのお父さんは