Yukari Nitta
表現力を高める
更新日:2020年2月1日
前回は
ローコンテクスト
コミュニケーションにおいて
① 対話力を高める
方法を
お伝えしました。
(記事はこちら★)
ローコンテクスト
コミュニケーション
においては
自分や相手のバックグランドを
”言語”
を通じて
伝える必要があるので
① 対話力を高める
② 表現力を高める
③ 論理的思考力を高める
ことが重要になってきます。
今回は
② 表現力を高める
方法について
お話して参ります。
おいしい料理を食べたときや
すてきなプレゼントをもらったとき
「おいしい」
「うれしい」
といった感情はあるものの
大胆に自分の思いや
感情を表現することが
苦手という人は
少なくないのではないでしょうか。

欧米人のように
ストレートに感情を表現するのは
どこか照れ臭いし
日本人同士でやり取りする限り
別に表現力が乏しくても
それほど困らないのが実情です。
ところが日本を一歩でると
事情は違ってきます。
ローコンテクスト
コミュニケーション
においては
表現力を高める
必要があります。
なぜなら、
ハイコンテクスト
コミュニケーション
においては
空気を読んで察したり
なんとなく通じてしまう部分を
”言語を通じて”
伝える必要があるからです。
表現力とは
”表情”
”言語”
”芸術活動”
などを通じて
自分の思いや感情を
伝える力のことです。
言語で表現する詩人や
小説家、音楽、絵画
舞踊などで表現する芸術家
テレビや舞台で
活躍する役者たちは
「表現者」
と呼ばれることもあり
豊かな表現力を
身につけています。

彼らは自分が感じたことを
顔の表情や身ぶりで表したり
自分の思いや感情などを
言語や音楽、絵画などを
芸術活動を通じて
表現する力を
備えています。
なにも「表現者」のように
プロフェッショナルになる
必要はありません

もっと身近な例で言えば
人に自分の考えを
わかりやすく伝える
「話す力」や「書く力」も
表現力です。
幼少時代から身につけておきたい能力として
文部科学省が定める
の言語活動の充実に関する
基本的な考え方
において