Yukari Nitta
論理的思考力を高める
更新日:2020年1月24日
前回は
ローコンテクスト
コミュニケーションにおいて
② 表現力を高める
方法を
お伝えしました。
(記事はこちら★)
ローコンテクスト
コミュニケーション
においては
自分や相手のバックグランドを
”言語”
を通じて
伝える必要があるので
① 対話力を高める
② 表現力を高める
③ 論理的思考力を高める
ことが重要になってきます。
今回は
③論理的思考力の高め方
についてお話して参ります。
論理的思考力は
3つの要素に支えられています。
1. 読解力
2. 結論⇒理由の順に述べる
3. 語彙力
相手を論理的に
理解させて納得させるためには
まずは自分自身が
しっかり理解していることが
必須になります。
それにはまずは
1. 読解力が欠かせません。

書き手や話し手が
伝えたいことを
正確に汲み取ることが
求められます。
また、読解力がある人は
人の気持ちやその場の雰囲気を
掴める人でもあります。
英語に限らず
人とのコミュニケーションを
支えるのに必須の能力が
読解力な訳です。
次に
論理的思考をする際には
2. 結論のあとに
理由を述べることが
大切です。

日本の義務教育における
作文では起承転結での書き方が
進められますね。
しかし、欧米圏における
コミュニケーションにおいては
この起承転結で話を進めていると
論点が見えにくく
結局何が言いたいの?と
なる場合があります。
グローバル社会においては
結論を先に述べることが
求められるので
これにはある程度
練習が必要だと思います。
さらに!
欧米圏の
コミュニケーションにおいて
意見を変えること
はご法度。
主張は一貫していなければ
ならないのです。
最後に
論理的思考力を
支える要素として
最も重要と言えるのは
3. 語彙力。

これは言わずもがなですね。
相手に伝わりやすい
単語選びや言い回しは
日本語でも英語でも同じこと。
回りくどい
言い回しをするのではなく
シンプルかつ的確な
単語・語彙を選んで
相手に真意を伝えるためには
語彙力の強化が欠かせません。
以上のように、
1. 読解力
2. 結論⇒理由の順に述べる
3. 語彙力
これらの能力を
意識して伸ばす必要があります。
ローコンテクスト
コミュニケーション
においては
ある質問に対して
論点をしっかり理解していないと
十分にこちらが伝えたいことが
相手に伝わっていないことが
多いからです。
例を挙